保護者面談中

午前中は中学生のお母さん方の面談が続く。午後からは野外活動の代休のM中の試験対策授業。理科の試験範囲がやっかいなところなのでこの一週間で完璧にする。夕方からは小6→中1と授業が続く。一昨日、気分転換が出来たので順調にこなせるだろう。

受験は最終的に生徒本人の意思の力がすべてだ。でも、そこに到るまでにはお父さん、お母さんの力が大きく関ってくる。高校受験でも同じだ。親が「どこにいっても同じよ」という意識であれば、子供もそうなるのは当たり前だ。「うちの子は前向きに物ごとに取り組んでいく姿勢に欠けていて」とおっしゃる方が多い。それならば、具体的に挑戦する状況を作り出していくべきだ。高校受験はそのための良い“しかけ”になるはずだ。

今の子供達にとっては、高校入試が人生の中で初めての“選択”の場面になる。様々な選択肢が目の前に並んでいる。どの選択をしようと自由だ。が、ここで“楽”な選択をさせてしまえば、つぎの“選択”でも同じようなことを繰り返すのではないだろうか。そうした親の気持ちを伝える機会というのはそう多くはない。

将来の自分の可能性をせばめないこと。そのために今の学習があること。逃げずに正面から引き受けて、それを乗り越えていくこと。いろんなことが入試を通じて身につけていける。繰り返すが、大事なのは、そうした経験をさせようという親の意思だと思う。

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