中3クラス

今日も中3の授業で気持ちが下向き矢印下向き矢印になってしまった。みんな、あまりにシャイであまりにマジメすぎる。と同時に、頭が硬すぎる。こちんこちんにこり固まっている。

例題を解説して、その類題演習をやらせるとどんどん解いていく。が、ちょっとでもパターンがちがった問題にぶつかると、とたんにペンが止まってしまう。理科などでその傾向ははっきりと出る。

先ほどの授業でも、記録タイマーの記録用紙から速さを出す問題で、5間隔で0.1秒だから『記録用紙の長さ÷0.1秒』で速さが出る、ことを何度も演習して理解させた。そして、問題の中に10間隔の問題がポツンと入ると、やっぱり『÷0.1秒』<(_ _)>

何度か書いてはいるが、本当に《何とかしたい》と思っている。数学が出来なくても、理科が出来なくても大人になって困ることはない。そんなことはない。数学や理科を学ぶ中で身につける『頭の柔軟性』というのは、大人になってからとても必要な能力となる。

真面目なことは良いことだ。が、思いついたことをやってみるという柔軟性も大切な力だ。きっと、この子たちは『おくびょう』なのだと思う。失敗を怖がっているのだと思う。目の前のちょっとした問題にさえ、ちがったパターンを持ち込んで失敗することを怖がっているのだと思う。

ちょっと厳しく「とにかくこのままじゃだめだ。もっと頭をやわらかくしよう。そのための数学の学習なんだ。」と言い続けた。来春までにこの子たちの頭をどれだけ柔軟に出来るか。勝負だ(^_^)v

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