ノートはムダに使え

PCの前にゆっくりと座っている時間がない1日だった。

今週から小5私立受験クラスに2名の新しい生徒が加わった。新しい生徒には神経を使うが、私立中受験クラスはとくに気をつかう。最初の3か月は我慢して頑張ろう、と言って入塾してもらってはいる。とにかく最初の3ヶ月はつらいはずだ。本当の意味でmiyajukuの学習に慣れるまでそのぐらいの時間がかかる。ここを乗り切らないとその先はないのはあたりまえだ。中には泣き叫ぶ子もいる。

たとえば、ノートの取り方を教えるのに数週間はかかる。さすがに、今回の生徒たちはノートを持ってこない、ということはなかった。でも、問題点はいっぱいある。テキストごとにノートをかえる。計算ノートをつくる。計算ノートにも、問題番号をふっておく。図を書くときに定規をつかわない。もちろん色もつかわない。なぜなら、受験本番では定規も色ペンも使えないからだ・・・ などなど、少しずつ、少しずつわかっていってもらう。

ノートの基本的な取り方がわかったらそれで良いか、というとそうはいかない。つぎに、自分で工夫していくことをもとめていく。私の指導法は、基本的な部分は指示に従ってもらっても、出来るだけそのベースを小さくすることにある。しっかりした土台の上に自分なりの工夫を組み上げていくことを重視している。

とにかくまずは、ノートはムダに使えと言い続ける。細々と小さな字や図を書く生徒は、いつまでたっても出来るようにはならない。まずは大胆なノート作り。それがmiyajukuでの第一歩だ。線分図を描くにしても、細かな部分の長さの差が問題になることが多い。小さな絵を描いていると、その差が理解できない。

miyajukuの生徒たちは小学生から高校生までみんな耳にたこが出来るほど聞いているはずだ。ノートはムダに使えと。その言葉の持つ意味がわかったら、miyajuku生だ。

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