つよい心
ここから冬期講習までに使用するテキストは写真のモノと自作の理科、社会のまとめテキスト。残りは90日。まずは冬期講習までを最初のタームととらえる。このタームでの目標は理科と社会の総復習。ここでどれだけしっかりとした土台を築くかが1月以降の演習授業にはっきりとあらわれる。
同時に、数学や国語、英語などについては、演習中心に総復習をしていく。問題演習をしながら、入試問題というモノに対するイメージ作りをしていく。miyajukuの生徒は、中3範囲の学習はすでに終了している。数学の「三平方の定理」も「相似な図形」についても夏休みから学習を進めてきた。それだけでも君たちのアドバンテージは高い。さらに、おっきな塾では冬期からの新規塾生を受け入れるため、すぐに入試演習にはいっていけない事情がある。miyajukuは、外部からの受け入れはしない。君たちだけを見て90日間をいっしょに闘っていく。
過去問は時間を計って演習するために使いたい。したがって、利用するテキストは今春の北海道から沖縄までの公立高校入試問題。それらを単元別にまとめたテキストが写真のモノだ。公立高校の入試問題は、どの都道府県も難易度、傾向とも似通っている。これを演習することで入試問題とは何か、をしっかりとつかんで欲しい。用語問題集は毎回のテスト用のモノだ。
同時に、問題演習をする中で、自分が忘れてしまっていることを確認する作業も大切だ。昨日の授業では「光と音、力」の部分を演習した。ただ問題を解くだけでなく、入射角や屈折角など、自分が落とした項目についてまとめる作業を同時に進めて欲しい。こうした作業が、最も効率的な学習法だ。
昨日も話したが、とにかく「つよい心」をもって90日を過ごしていこう。「つよい」は漢字で書くと「靭い」と書くのが私は好きだ。丈夫だがやわらかい心だ。