公立中・高一貫対策クラスの生徒の作文

公立中・高一貫対策クラスの△△嬢の作文です。

先日おこなった模擬試験の「適性検査?」はこんな問題でした。

『子供にはおいしいものを食べさせるべきではない。おいしいものは、大人になるにしたがって、自らの手で見つけていくものだ。子供のうちからおいしいものに接していると、食べもののありがたさや、金銭感覚のない大人になってしまう。』

こんな内容の文章を読んで、それに対する自分の考えをまとめる問題でした。

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私は筆者の意見は少し違うと思います。なぜなら、私はこの夏おばあちゃんの家に行ったとき、はものしゃぶしゃぶを食べました。はものしゃぶしゃぶを食べたときに私が思ったことは、「あぁおいしいな、また食べることが出来るかな。」と思いました。私は、一人前の大人が食べるものを子供が食べてもいいと思います。ですが、食べるときには、作っている人に感謝の気持ちをこめて、「いただきます。」と言ったほうがいいのではないかと思います。私のお母さんやお父さんは、おいしいものを食べさせてくれます。でも、お母さんやお父さんは必ず食べる前にこういいます。「食べるときには、作ってくれた人や動物たちに感謝しなさい。」私はこの言葉を聞いていつも思うのは、「世の中には食べものを食べることができない人もいるから残さずに食べよう。」と思います。だから私は、作ってくれた人に感謝すればおいしいものを食べてもいいと思います。

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文末のまとめがまだまだ技術的にはだめですが、いい文章を書くようになってきました。今回の模試を前にして私が何よりも指導したのは、具体的なエピソードをまじえて書くこと、です。同時に、その時に自分が感じたことをしっかりと書く、でした。きちんととその方向に話をもっていっています。しかも、かなりアピールできる具体的な描写です。

良いお父さんとお母さんです。小学生の文章力は、そのまま家庭の力といっても良いかもしれません

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