英語検定試験

今日は朝早くから塾に来て、事務作業と日曜日の私塾フェアの準備作業をおこなっています。英検、漢検、数検の申し込みもおこないました。

前にも書いたことがありますが、英語検定を早いうちにどんどん受験していくことに私は反対です。中3で準2級を取得することが目標だとすると、中2で4級or3級、中1で5級or4級、小6で5級というペースで良いでしょう。確かに、中1で3級を受験して合格することは可能です。でも、それはあくまで「合格しただけ」という結果にしかなりません。

3級には現在完了形も関係代名詞も出題されます。これらの学習は中3でのことです。もちろん、そんなことは知らなくても、英検は四者択一問題なのでだいたいで答えることが可能です。リスニングの配点も大きいので、そうした文法事項を理解していなくても合格できてしまいます。しかも、3級までの合格ラインはかなり低めに設定されているようです。

こんな合格は何の意味があるでしょうか? しっかりと、出題内容を学習したあとで受験する、という姿勢が大事だと思うのです。確かに英検の取得級は、私立高校の受験では学校の英語の成績よりも重要視されます。そうしたことから、とにかく合格を、という気持ちがつよくなるのもわからないでもありません。

しかし、3級から準2級へのステップアップはなかなか難しいです。結局、中3の夏をこえないと準2級には手が届かないのが実際です。それならば、そこから逆算した受験計画を立てた方が良いと思うのです。中3の夏に3級を取得して、秋に準2級を、というペースをmiyajukuではとっていきたいと思っています。

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