中学生の地理の教科書

夏の講習後半も今日を入れてあと4日。といっても、29日からは新学期の授業を開始することにしているので、そのまま期末試験対策という流れになっていく。

9月の声を聞くと来春が見えてくる。カウントダウンがはじまる季節だ。気を引き締めていこうグッド

さて、M中の1年社会の試験範囲が謎だ。教科書40pから102pと範囲表には書いてある。「えっ」と思い生徒に聞くと、学校では全く学習していないという。この範囲の中には、東京都、山形県、福岡県、などがはいっている。授業でまったく扱っていないのに何を出題するというのだろうか。指示もされていないという。

周辺中学では、社会は中1と中2の2年間で地理と歴史を学習するようになっている。ゆとり教育になって、地理の教科書がとても授業がやりづらいモノになっている。調べ学習、考えてみよう、どうしてそうなるのかな、といった観点からの教科書なのだ。学校の先生も使いづらいらしい。ほとんどの中学校で、地理はほとんどやらずに歴史の授業ばかりになっている。昨年度のT中では、地理の授業は1年間に2週間だけしかおこなわれなかった。

理想は良い。現実に合わせすぎる必要もない。でも、今の中学校の地理の教科書は根本的に改訂する必要がある。四谷系の中学入試テキストに全面的に代えた方がよっぽと良いんじゃないか、とさえ思う。

それにしても、このM中の試験範囲はどうすれば良いのだろうかしょんぼり とにかくこの範囲は無視をして、出来る部分の対策をさせていくしかない。

生徒も、こんなことから学習への意欲をなくしていく。中1は小学校を出たばかり。何をどうすればよいかわからないことが多い。だからこそ、丁寧に「何を勉強すればよいか」を示すべきだろう。しょんぼり

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