小1プロブレム

基本的な生活習慣を身につけられないままに小学生になる子供が増え、授業が成り立たない状況を「小一プロブレム」と言うらしい。授業中にウロウロ歩き回る、ロッカーに物をしまえない、おしゃべりが絶えないなどなど、こらえ性のない小学一年生の問題行動に、先生たちが手を焼いているらしい。勉強をする態勢を作るまでに数ヶ月を要するという。まずは、先生の周りに生徒を集めて、本の読み聞かせなどからはじめるのだそうだ。これって、幼稚園でやるべきことでは・・・ 整理が出来ない生徒のために、机の中やロッカーの配置を図で書いてあげたり、大学生のボランティアに入ってもらったり、と学校側の努力は涙ぐましい。

でも、これって、100パーセント「家庭での教育力の低下」が原因ですよね。本来は親がおこなわねばならないことをすべて学校に丸投げされて、あたふたとしている小学校というのが実態なのでは。その他に、少子化や地域の教育力の低下も原因にあげられるのでしょう。人と接し、自分を我慢する体験があまりに少ないのかもしれません。

指導要領にも問題があるように思えます。「個を尊重」するあまりに、集団の中で「自分を抑える」ことができなくなっている、とは言えないでしょうか。これは、小学生の高学年や、中学生にも言えることだと思います。「個を尊重」することは大切です。でも、あくまでも人間は、集団の中で生きているのですから、そのことをもっと子供達に教えていかなければいけないのではないでしょうか。

幼小連携の取り組みも多くの自治体でスタートしているようです。でも、何よりも、家庭の教育力を上げるしかないのでは、私はそう思います。