長野県はいくつの県と接しているか?
今日も小6→高3→中3と受験学年の授業が続きます。同時に、小5月例テスト、高1・2記述模試、高3私大模試も同時併行に実施。とくに高校生は現在の自分の位置を相対的に知りつつ学習を進めていくことが大事です。そのための学期ごとの模試だということを十分に理解して取り組んで欲しいです。今回の模試の結果が戻ってきた段階で、高2生は3者面談を実施する予定です。そろそろ具体的に大学受験を考える時期です。面談は今月末からになると思います。
さて、小6の土曜日は理社の授業です。過去問の演習に入っているのですが、理社はあまり制限時間や学校名にこだわらず、いろんな学校の問題を数多く取り組ませるようにしています。それにしても、今の子供たちは「地理」に対する知識理解、感覚があまりに弱い。小学校では都道府県名さえ覚えさせないのでしかたがないといえばそれまでですが
例えば、ある私立中学の社会の問題です。
問 日本一長い川の名前を漢字で答えなさい。また、この川の上流は長野県を流れています。長野県はいくつの県ととなり合っていますか? 数字で答えなさい。
うろこ先生でも指を折らないと答えられないんじゃないかなぁ みなさんはすぐに解答できましたか?
答えは→(ひよことひよこの間)を反転させて下さい 埼玉県、群馬県、新潟県、富山県、岐阜県、愛知県、静岡県、山梨県の8県なんですね。埼玉県や静岡県というのがちょっと出てこないんじゃないでしょうか。
こんな問題をつぎつぎにこなしていくのが私立中受験です。鍛えられますよねぇ。
中1では身近な地域について学ぶのですが、大和市内にある駅の名前をきちんと言える生徒はいません。自分の住んでいる市でさえも、この程度の興味、関心しか示さないのですよね。ちなみに、お母さん方は言えますよね。 答えは 小田急線/中央林間、南林間、鶴間、大和、桜ヶ丘、高座渋谷。東急田園都市線/中央林間、つきみ野。相鉄線/さがみ大塚
地理に対する感覚って、親の責任でもあるかもしれません。たかが地理ですが、そうしたことに対する関心が、結果的に学習全般に対する関心につながっていくことは間違いありません。