中3の模試返却

11月のはじめに実施した中3の模試が戻ってきた。今日の授業で返すことになる。この模試の得点をあと90日でどこまで伸ばしていくことが出来るかが勝負だ。そうした意味でこの模試の得点はスタートラインになる。

ここから2月17日まで、この子たちにとっては人生で初めての「挑戦の日々」となる。そもそも「挑戦の日々」を選択しない子供たちが多いのだから、それを積極的に選択しただけでもこの子たちはエライのだ。といっても、周りがどんどん進学先を決めていく中、2月17までは彼ら、彼女らが思っている以上にイバラの道が続くことになる。

とにかく、3人に2人は高校受験をしない時代だ。12月の半ばには、打診という制度で私立高校の合否はほぼ決まってしまう。私立校推薦、私立校専願の生徒はそこで「中学校の学習」は終わりとなる。2月1日には県立高校の前期選抜も発表になる。ここまででクラスの1/2~2/3の行き先は決まってしまう。クラスによっては数人が残るだけ、という状況になる。

そんな中、ひたすらに自分の「夢」を追い続けるのは並大抵のことではない。今の時代、この「低きに流れる流れ」にあらがっていくことが最も大変なことなのだ。大学入試も同じこと。入試など体験せずに大学に進学する者が3人に2人という時代だ。夏のオープンキャンパスに行くと、その場でAO入試 ? が実施されて合格、なんてことさえある。圧倒的な「売り手市場」なのだ。

ただ、そんな苦労をした者としなかった者とでは、いずれ大きな「差」が出てくる。実社会は「競争が原則」となる。圧倒的な「買い手市場」なのだ。「低きに流れる流れ」など一切ありえない。苦労をしなかった者はそのギャップに初めて気づいてはね返される。

高校入試は大切な分岐点だと思う。まずは「受験を選択すること」だ。ヘンな話だが、選択しない限り「受験」はない。黙っていると、あるいは、積極的に選択しないと、どんどん流れに乗せられて「低い選択」をさせられてしまう。お父さん、お母さんもそのことをしっかりと知っておいて欲しい。