試験対策演習
水曜日はジムが休館日なので、ふと思いついて近くにある市営プールに行ってきた。今週いっぱいは外プールが営業している。50メートルを12往復。いつものように1.2キロメートル。1往復を3分近くかけてゆっくりと泳いだ。泳いでいる人もほとんどいなかったので本当に気持ちよかった。外プールは水深が深いし、太陽の光で水がキラキラと輝いてきれいだった。
夏講習の終わりから準備をはじめた期末試験対策。すでに完璧にしあがっているか、というとの生徒も多い。なによりも「出来なかった問題」の処理の仕方が良くない。すべての対策問題をこちらで処理することはできない。いくつかの教科のワークなどは自分で問題をやって、マルつけも生徒に任せている。もちろん、そのワークは最終的に私がチェックをしている。
ここで個人差が出てしまう。マルつけをしていないモノ。バツだけつけて直しをしていないモノ。マルつけそのものがテキトーなモノ。そもそも問題演習そのものがテキトーなモノ・・・
くどいように言い続けているが、学校の定期試験は「難しい問題をうなりながら解く」というのとは全く違う。「基本的に出来ない問題はないという易しい問題をどれだけミスなく解けるか」を競うといっても良い試験だ。試験対策の演習でおかしたちょっとしたミスを丁寧にチェックすること。それなくしては得点アップはのぞめない。
あっ、またマイナスの符号を付け忘れた。そんなことを繰り返しているようでは、実際の試験でも同じことをやってしまう。自分の意識の中に、まずは符号をつけてから数字の計算をする、といった明確な意識づけをしていかなければならない。そのための対策演習なんだ。
試験対策の段階での学習姿勢が、結局は試験の結果につながっていく。そのことをひとりひとりがしっかりと自覚してほしい。