学校の先生は大変だ

上に貼り付けたモノはある中学校の今回の期末試験の「中1数学」得点の分布図だ。

ちょっと見づらいが、横軸が得点で縦軸がその得点に分布する生徒数になっている。0点~30点が40数人、31点~40点が20数人、41点~50点が30数人、51点~60点が20数人、61点~70点が40数人、71点~80点が50人、81点~90点が40数人、91点~1000点が20数人、そんな分布になっている。

びっくりしたのは「0点~30点が40数人」ということだ。この中学の1年生はは280人前後の生徒数のはずだから、およそ15パーセントが0点~30点に分布していることになる。今回の試験範囲は「正負の数と一次方程式」というもの。決して理解が難しい範囲ではないし、問題も基本的な出題ばかりだ。もちろんmiyajukuの生徒で80点を下回る生徒はいない。

学力の二極化ということが言われて久しいが、学校の現場の先生はこの0点~100点の集団を目の前にして授業をしているわけだ。それも1クラス40人の集団を相手にして(^^;) 私もともすると「学校の授業進度が遅い」だの「授業内容が易しすぎる」なんてことを書いてしまうが、あらためてこうした分布図を見ると学校の先生の大変さがわかる。

塾は何だかんだといって、学力を伸ばそうという意欲があり、そこそこの学習習慣を持っている生徒を相手にしている。御父母の協力もある。お金を払っているのだから結果を出して欲しい、という「ツヨイ要求」があることも確かだ。しかも、ある程度の能力別にせいぜい10人前後の集団を相手の授業だ。

当たり前だが、塾は生徒の成績を上げるための環境が整っているわけだ。学校とは状況がまったく違っている。この0点~30点の生徒をどうするかは、教育制度そのものの問題になってくる。そういう意味では、1人の国民として「このままでよい」とは全く思えないのは確かだが・・・ 私にはどうにもしようがない。

そんなことをあらために知らせされた分布表だった。