インターンシップ

電車にはまだまだ就活姿の大学3年生の姿があります。各企業は「総合職」の採用の後に「一般職」の採用をおこなうのと、2回目、3回目の採用をおこなう企業もあるようです。それでも、息子の通う大学の同じ学科の学生で、大学院に進まないで就活をしていた14名中13名は内定をもらっているとのこと。周りはほとんど決まっていくわけですから、この時期の就活はつらいかもしれません。まだこれからだよ、頑張れ!!

そろそろ大学3年生たちがインターンシップの準備を進めているようです。インターンシップとは「職場体験」です。大学3年生が7月から8月にかけて1週間から1か月、実際に就業体験をするプログラムです。大学によってはインターンシップを卒業の単位として認定しているところも増えているようです。miyajukuでチューターをしている△△も3週間のインターンシップが決まったと言っていました。

インターンシップも、希望する企業にはどこでも行ける、というものではありません。申し込みをしても、すべて断られることもあるようです。これは就活でESを出してもすべて通らないのと同じです。最近は、大学がインターンシップを行う企業を集めてきて学生に割りふる、なんてこともやっているようです。単科系の大学にはそうした大学が多いようです。

大学って何なのか考えさせられますね。大学3年になった段階から就職活動がスタートし、夏はインターンシップですべてつぶれる。秋になると本格的な就職活動がスタートし、大学4年の5月まで半年以上も続いていく。これではいつ自分の勉強をするのでしょうか。まぁ、とっくの昔に大学は学問の府ではなく、就職予備校になってしまっているのかもしれませんが。

確かにインターンシップによって、社会の厳しさや仕事の大変さにふれることは良いことかもしれません。就職活動を通じて確かに人間が大きくなることも認めます。でも、何か割り切れない思いがあることも確かですわからん

同時に今日のニュースにもありましたが、「ブラック企業」の問題もあります。3年前にmiyajuku でチューターをしていた△△子も、教材作成外会社に就職したのに、家庭への飛び込み営業をやらされて半年で会社を辞めました。水をかけられたり、警察を呼ばれたり、と散々な体験をしたようです。そんな会社はごろごろしているのが実際です。そんな会社も、普通の会社のように大手の就活サイトを通して採用活動をおこなっています。

ワーキングプアにはなりたくない、そんな気持ちをもてあそんで働かせるだけ働かせる。そんな会社もあることを知っておかねばなりません。といっても、ブラック企業かどうかを見分ける方法はないのですがしょんぼり

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