自己肯定感

最近のこどもたちは「自己肯定感」をしっかりともって成長しているのだろうか。そんな疑問を持つことが多い。

「自己肯定感」とは、いうまでもなく、人が生きていく原動力となるものです。自己肯定感が薄いこどもは、自信なく、生きる気力が薄くなってしまいます。自己肯定感は、自分の良い部分だけでなく、悪い部分、欠点、などもふくめて「自分はこういった人間なんだ」と肯定的にとらえることです。ありのままの自分を知り、それを自分らしさとして受け入れ、身近な人間関係の中で自分の価値を認めていくことでもあります。

小学生の高学年から中学生にかけての自己肯定感は、学校などの集団の中で、自分が必要な存在として認められることによって育まれるのだと思います。自己肯定感がつよいこどもは、少しばかりの挫折にも打ち克つチカラを持ち、他人の評価には振り回されない自分を持つことも出来ます。そんな自己肯定感が今のこどもたちにはしっかりと育っているのだろうか、そんな疑問を感じざる得ないことが多くあります。

いろんな理由があるでしょう。何よりも高度に情報化した社会の中で、見たくもない、聞きたくもない情報を子供のうちから見させられたり、聞かされてしまうこと。どうしても頭でっかちになってしまい、手で触れ、耳で聞き、自分の目で見る体験が持ちづらいことも大きな原因なのかもしれません。

自己肯定感が高い生徒ほど受験に対しても前向きに取り組めることは確かです。自分に自信があるのですから当たり前です。また、受験を通して「自己肯定感」を高めていくことも大切なことだと思うのです。つまり、自己肯定感とは、挑戦していく中でしか育たないということかもしれません。受験というのは、結果を追うだけでなく、その過程が重要だというのは、そうしたことにもあるのです。

高校受験を通して、大学受験を通して、自己肯定感を高められるような毎日をおくらせたいです。