東大が秋入学に!?

東京大学が入学時期を春から秋に移行する方向で検討を始めているとのこと。入学時期を海外の大学と合わせることで、海外からの留学生の受け入れと東大生の海外留学を促進し、大学の国際化を進めるのが狙いらしい。一部の入学を秋にするのではなく、すべての入学生の入学時期を秋にするという大胆な改革だ。

東大がこうした措置をとると、その影響は大きいだろう。多くの大学が右へ倣え、となるのかもしれない。東大では、今のところ入試は高校生の卒業にあわせて春におこない、入学までの半年間は留学やボランティア活動にあてるのだという。でも、多くの大学は、春入試と同じように秋入試を実施してくるかもしれない。

まぁ、何がどう動いていくのか、本当によくわからない時代だ。

みんなで横一線に並んで進んでいくのが好きな日本の社会だけど、世界標準はそうではない。入試にしても、就活にしても、今のように一斉に「よーいどん」でスタートする仕組みが良いとは思えないが、ばらばらになることが良いとも言い切れない。

こんな変化の激しい時代の中で育っていく子供たちには、個々の強さを身につけて欲しいと思う。自分が社会の中で闘って生きていける「何か」を身につけるための勉強をして欲しいと思う。

何のための勉強か。まずは、こんな時代を生きていくためのリテラシーを身につける事だ。そして、それを土台にして、自分なりの強さを身につけるのがつぎの段階だ。時代が教育に求めているものは変わりつつあると思う。より実学的なことに針は振れつつあると思う。

そうかぁ、東大が秋入学に変更ね。やっぱり、いろんなところに大きな影響があるだろうなぁ。