前半講習折り返し点

前期の夏期講習も折り返し点だ。それぞれのクラスごとに目標をもってのぞんでいるので、ここで自分なりに目標の達成度を振り返って確認している。どのクラスもある程度満足のいく仕上がりになっていると思う。

受験クラスの小学生たちは、さすがに勉強漬けの毎日を過ごしている。午前中は理社の復習を5年範囲からおこなっている。午後からは算数と国語の授業。16時過ぎには塾を終えて帰宅。ここまでで6時間ちかく勉強している。帰宅して一息ついたあとも、3時間以上は次の日の予習(宿題)が必要なはずだ。A君は毎日11時過ぎまでやっていると言っているし、B君は朝の5時に起きてやっているといっていた。

まさに勉強漬けの毎日だ。そのかげには、お父さん、お母さん、お祖母ちゃんと、ご家族の協力がある。中学受験は、本人だけのチカラではどうにもならない。

さて、これだけ勉強している小学生がいることを他の学年の生徒たちは知っておいて欲しい。同じ受験学年の中3生や高3生たちは、この小学生たちに負けないだけの勉強をしているだろうか。中3生は間違いなく負けてるな。受験をする小学生たちのように、高校受験というモノにまだまだ真剣に取り組めてはいない。これは制度の違いがあるからしかたがないが・・・ 高3生たちはどうだろうか。毎日の生活を受験一色に染められているだろうか。

何度かこのブログにも書いてきたが、今年の高3生たちはエンジンがなかなかかからない。典型的な「ムリをしない」といった今時の若者たちだ。自分の許容範囲をあらかじめ決めてしまい、その許容量を超えそうになることは決してしない。これでは「自分の限界を突き破ること」はできない。本当は「自分のチカラで勉強する」というのが私の高校生への基本的なのぞみかたなのだが、今年の3年生にはある程度強制的に勉強を課している。

ここまでの講習で少しは変わってくれたと思う。でも、あくまでも「少し」でしかない。私は「きっかけ」は与えられるが、そこから先に進んでいくのは各自のチカラでしかない。高3生たちよ、miyajukuの小6生たちをみならって、1日のすべてを受験のための勉強にあてて欲しい。わき目もふらず、といったスタイルが君たちにはもとめられている。

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