久しぶりにイスが飛んだ

今日の午前中は、中3保護者の方との進路面談。希望者の方だけだが、とくにはじめての受験生を持つお母様は不安が多い。少しでも先の見通しが立てられたら、と思っての面談だ。繰り返し言っていることだが、高校入試や大学入試は、本人とご家庭の意思しだいで決まる部分が大きい。まずは、しっかりと『家庭の方針』を持つことが大切だ。できれば、お父さんにもそうした意志決定にかかわっていただきたい。これもいつも言っていることだが・・・

さて、昨日の授業では久しぶりにイスが飛んだ。1メートルぐらいなのでたいしたことはない。本当に怒ると数メートルは飛ぶ(笑) 何が怒りの発火点になったかというと、中2生たちの「あまえ」だった。定期試験まで1週間だというのに、やってくるべきことをやっていない。さらに、何とかしよう、という気持ちが伝わってこない。勉強は、自分が何とかしよう、何とかしたい、といった気持ちがなければ結果はうまれない。私が最も嫌うのは、そうした気持ちもなくだらだらと勉強に取り組むことだ。

もちろん、イスは飛ばしても、頭は冷静だ。このぐらいのパフォーマンスをしないと、彼ら、彼女らは「腑に落ちないだろう」といった考えからのものだ。果たしてわかってもらえただろうか。次回の授業で「イス飛ばし」の効果ははっきりするウィンク

私は部活動を否定するつもりはまったくない。家でゲーム機にむかっているよりも、汗を流してみんなで競技に打ち込む時間を持つ方が良いに決まっている。でも、あくまでも教育活動の一環としての部活動だと思う。そうであれば、基本的なルールは大切にして欲しい。各学校では最終下校時刻というものが決まっているはずだ。だらだらと練習し、片付けをし、といった流れでいつまでも下校できないような活動はゼッタイによくない。

まずは時間の管理を教えることが、どんな競技をおこなうにも大切だと思うのだが・・・

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