SNSの危険性
まずは、PCでこのブログを読んでいらっしゃる方は次の記事を読んでみて下さい。
SNS(ソーシャルネットワーキング)という言葉をしっかりと理解されているオトナはそう多くないでしょう。詳しくはネット等を使って調べていただきたいのですが、簡単に言うと、人と人との関係を作り出すネットワークサービスといえます。ツイッターもそうですし、フェイスブックなどはあっという間に広がりはじめたSNSです。今、アフリカや中東で起こっている出来事の多くは、このSNSを通じての運動の広がりが原因とも言われています。
そんなSNSですが、実は、皆さんの子供さんの間にも静かな広がりを見せ始めています。そして、記事にもありますように、そうしたSNSを通じて事件に巻き込まれる子供たちが増えているのです。少なくとも、小、中、高校生をお持ちのお母様は、そうした現実を知っておくべきだと思います。
どういうことかと言いますと・・・
GREEやモバゲーといった言葉を聞いたことはあると思います。やったことがあるよ、というお母様は少ないでしょう。昔のゲームは、ゲーム機本体にゲームソフトを差し込んで使う、という形が一般的でした。今は違います。携帯電話やPCの端末からGREEやモバゲーといったサービスに入り、そこで提供されるゲームをおこなうのです。課金されるゲームもありますが、ゲームは基本的に無料です。
もちろんネットにつながっていますから、ネットの向こう側にいる人と対戦したり、共同して敵を倒していったりといったことができます。当然、いっしょにゲームをしている人とは文字や音声でコミュニュケーションがとれます。もちろん相手がどんな人かはわかりせん。ゲームの話で盛り上がれば、つぎに実際に会おうか、なんて話になっていくこともあるでしょう。
SNS専門のサービスの場合、子供たちが危険なことに巻き込まれないように自主規制がされていたりするようです。でも、ゲームを通してのSNSには、今のところ何の規制もないとのこと。
子供さんが、ネットワークのゲームをしているのかどうか、携帯もふくめて一度確認した方が良いと思います。また、そうした場で知り合った人と実際にあったり、自分の本当の名前や電話番号などを教えないように注意をしておくことは大切でしょう。
学校の現場の対応も遅れています。というよりも、時代の流れを学校や行政が追いかけるのは不可能な時代です。そんな激しい流れの中にあるのです。親がしっかりとそうした現実を知り、対処していくしかありません。もちろん、私もmiyajukuの生徒たちにはネットに潜む危険性の話は折に触れて話していきます。