中3生は短距離選手で良い

講習2日目がスタートしています。いつものことですが、講習の良さは「毎日塾に来させられること」に尽きます。熱くなった鉄をさまさないうちにさらにたたき伸ばすことができるからです。いつもの授業ペースだと、せっかくたたいた鉄は、次の授業の時には冷めてしまっていて、もう一度熱くするところからはじめなければなりません。

小6,中3,高3の受験学年は、過去の問題傾向を知り、慣れる、という講習になります。本当であればこの時期です。知る、という部分はとっくに終わっていなければなりません。小6や高3は秋からそうした学習を進めているので、どちらかというと「もう一度チェックしてダメ出しをする」といった学習です。ただし、中3はそうはいきません。

彼ら、彼女らが受験生になったのはわずか1ヶ月ほど前。やっと顔つきが「受験生に近づいてきた」といったところです。まぁ時間のないことをブツブツ言っていてもしかたがありません。逆に「短距離選手」のつもりでいけば良いのです。ペースなど考えずにとにかくダッシュです。いけるところまで全力疾走することです。そこで倒れちゃったらそれでOKです。

ちょっと気になるのは、自分から限界値を設定してしまってそれを守ってしまう生徒です。時代の所為なのでしょう、そうした生徒が目につくようになっています。「挑戦する」「自分の殻を破る」といった経験をしてこなかったんですね。こうしたこどもたちには、受験を通して「殻を破る」体験をしてもらいたいです。

まだちょっとmiyajukuに「気」が充満しているところまでいっていません。この冬の講習を通して「気」が満々と漂っている空間にしていきます。そうすることで講習の成果は目に見えるものになってくるはずです。