ここから中3生の受験勉強がスタートする
今日で周辺中学の定期試験が終わる。中3生はいよいよ受験勉強に突入する。といっても2月15日まで90日ほどしか残されていない。たった90日間の受験生だ。大胆に学習を単純化し、必要でないものは切り捨て、徹底的に効率化をはかっていかねばならない。
それが学校の学習と学習塾の学習の大きな違いだ。学習塾は結果を求められる。徹底的に結果をおった指導を求められる。
来春入試は新制度であるだけでなく、入試問題も100点×5教科の500点満点となり、新傾向の出題もある。昨年末に県教委から新傾向の入試問題例が出てからほぼ1年間。ここから90日間をどう教えていくか、とにかく考え続けた。
まずは教材だ。写真にあるように、塾向けに出版社が出している「神奈川県の公立高校入試に対応した教材」は、ほとんどを注文して比較検討している。この写真にある量の3倍〜4倍ほどのものを比較、検討した。
その結果、何を使うか・・ それは企業秘密なので
ただ、これだけは言える。
新傾向の問題に目が奪われがちだが、その出題の量は最大で2割。もしかすると1割程度の出題になるかもしれない。全体の8割〜9割は、ほぼ今まで通りの傾向を踏襲した出題になる。まずはここをしっかりと固めること。それが最も重要だ、ということだ。
私が出した結論はこうなる。
ただし、特色検査のある高校を受験する生徒については、その対策を先行させていく必要がある。といっても、これも大きな塾があおっているようなものではなく、あくまでも新傾向の問題の延長線上にとらえておけば良い。それほど特殊な対応が必要ではない。
このことも、いくつかの県立高校を訪問し、その校長先生のお話をうかがうなどして得た結論だ。
とにかく後は実行あるのみ。と同時に、中3生ひとりひとりの高いモチベーションが結果のすべてを左右する。やはり最後の最後は自分しだいだ。