試験範囲

試験範囲って何だろうか、そんな疑問が定期試験の度にうまれてくる。

来週からはじまる△△中の中1数学の試験範囲は「1次方程式の応用問題」まで。「応用問題」といっても数に関する易しい問題までだ。「うん、よく考えられた範囲だな」と思っていた。夏講習の後半では、分数や小数をふくんだ1次方程式の解き方を徹底的に演習し、応用問題もかなりの数を解いた。全員「ほぼカンペキ」な仕上がり。いつ試験がきてもOKというところで、社会や理科の学習に時間を振り向けている。

そんな試験範囲があやしい。クラスによって進度に差がある。今週から学校が再開したといっても、来週はもう試験だ。何回も授業があるわけではない。ある生徒のクラスはやっと1次方程式の解き方に入った、といったところだという。まぁ、いつものように範囲がうんと短くなるのだろうな。再来週が試験の□□中は理科の範囲が「教科書127p」となっていたのが87pまでと変わった。いくらなんでも無計画だ。

学校の先生方が忙しすぎるのはよくわかる。教科指導以外に時間がとられているのもわかる。でも、試験範囲というのをもっと大切にあつかって欲しい。こどもたちにとっては、範囲をしっかりと理解し、それに対処した対策学習をし、試験にのぞむ。そんな学習の「基本」を学ぶべき「もと」になるものだ。毎度毎度、「塾長。試験範囲がまた減ったよ」というのはなくしてもらいたい。

確かに2期制の期末試験はいろんな意味で難しい。塾に通っていない生徒は間違いなくダメだろう。気持ちが切り替わらないうちに試験に入ってしまうし、7月までに学習していたことなどまるっきり忘れているはずだからだ。miyajukuの生徒たちとの「差」は歴然だろう。うちの生徒たちは8月半ばから試験にそなえて勉強しているのだから。

ただ、それが良いとは決して思わない。せめて試験日を、授業を2週間ほどやってから後にすれば、塾に通っていない生徒たちもいろんな意味で切り替えて試験にのぞめるはずだ。いろんな考え方があるだろう。運動会の練習もあるだろう。日程がタイトなのもわかる。それでも一考して欲しい。