楽しみな中1
今年の小6生は楽しみな生徒がたくさんいる。ほとんどの生徒が中学進学後は数学の評定は5をとれる実力を持っている。もちろん、そんな低い目標で私は満足するわけでなく、もっともっと「数学大好き生徒」にしたいと思っている。一つの解き方を教えたら「こんな解き方もあるよ」って自分から言ってくるようなそんなこどもたちにしたい。
複眼的な思考っていって良いのだろうか、ある事柄に対していろんな方向から光を当て、その姿・形を様々なとらえ方が出来ること。数学が得意な生徒はそんな柔軟思考が出来る。単眼的な思考と言って良いのだろう、一つの方向からしかいろんな事象をとらえられない子供は数学が苦手だ。公式が覚えられない、なんて言って終わってしまう。
小学校の算数の授業では単眼思考の問題しか解かせてもらえない。教科書には、かけ算の単元ならかけ算の問題しか出題されていない。だから、こどもたちは何にも考えないで答えを出している。そもそも“式を書く”といった習慣を持っている小学生は皆無だ。miyajukuでは、“式を書くこと”は徹底的に指導される。
今日の小6の算数の授業は、途中で変わるグラフの意味を読み取り、さらに何段階も思考を重ねていく問題に挑戦した。ここ数週間は「動点問題」「移動する図形」「水量変化」「速さの変化」などなど、とにかく「しっかり考えないと解けない問題」ばかりに取り組んでいる。この思考トレーニングが、中学で役に立つはずだ。
新中1のクラスは定員まであと1名~2名です。「数学が大好きになりたい人」は早めにお申し込みください