反抗期の男の子との付き合い方

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中2や中3の男の子を子育て中のお母さんの悩みはつきないようだ。面談の度に「何を考えているのかわからない」「しゃべってくれない」「ふたこと目には“うざい”って言われる」「笑顔で話しかけても単語しかかえってこない」「いつも家では不機嫌で」などだ。

そもそも反抗期は、お母さん大好き、で育ってきた男の子が「母離れ」をするためにおこること。肉体的にも第二次性徴期となって異性を意識するようになる時期。母親は「恥ずかしい存在」になっていきます。

基本は「時間が経つのを待つ」ことです。性急に正そうとすることは厳禁です。生活面などで道をはずれないようにだけ気をつけ、静かに見まもるしかありません。話す内容も、過去のこと、未来のことを話すのではなく、今のことにしぼって話をするようにしましょう。

私の家の廊下の壁には写真のような大きな穴が空いています。これは長男が中2の時に空けたものです。妻が「記念だ」と言ってずっとそのままにしていました。今、壁のクロスを張り替え中なのですが、さすがに大工さんに来てもらって穴を埋めてクロスを貼ることにしました。十年近くとってあった「穴」です。

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何が原因だったのかよく覚えていませんが、長男はとにかくある時期いつもイライラしていたことがありました。そのイライラが何かのきっかけで爆発して壁に穴を空けたのですね。ついでに、長男は高校入試も失敗しています。とある県立高校に落ち、併願の私立校に進学しました。

そんな彼も、大学は国立大に進学し、仕事について3年目。明日からはベトナムに出張だということで、妻が一昨日スーツケースを彼の住まいまで届けていました。そんなものです。ただ、あの頃の妻の対応は良かったと思います。ある意味でほっておく。でも、はずれないように叱ることはする。そんな感じでした。そして、十年間も「穴」を記念でとっておかれ、その頃の自分をいつも自省させたわけです。

反抗期といわれるこの時期ですが、短くて1年、長くとも3年でもとの関係に戻るはずです。ある意味でイニシエーション(通過儀礼)のようなものです。お母さんも一緒になってイライラせず、おおようにかまえていきましょう。