中3へ模試を返却
10月27日におこなった模擬試験がもどってきた。この模試の結果と明日でる前期の成績をもとに土曜日から中3は三者面談を実施する。
高校入試は「学校成績+入試の得点+面接」の三つの要素で合否が決まる。とりあえず面接点を横に置いておくと、「学校成績と入試得点」のバランスがどの程度なのかをしっかりと把握しておくことが大切だ。
今回の模試での合格判定表だ。△△君のものを借りた。縦軸が入試得点。横軸が学校成績になっている。黒い太線がボーダーラインとなっている。赤い星印が△△君の位置になる。
学校成績は志願者全体の半分よりちょっと上にあるのだが、模試の成績、つまり当日の入試得点が全体の半分ちょっと下に位置している。合格を確実にしていくには、入試得点のアップが必要だと読み取れる。
といっても、△△君の今回の模試結果から予想される入試得点は441点。さらなる上積みをするにはかなりの努力が要求される。教科ごとに見ると得意なはずの理科の得点が良くない。さらにその分野別の得点を見ていくと、1・2年次の2分野の得点率が悪い。
であれば、今からそうした分野の復習を、通常の学習と並行して少しずつやっていくことが必要だ。模擬試験からは本当にいろいろなことが示唆される。そして、その示唆をしっかりと受けとめていくことが合格への近道になる。
新しい入試制度では、とにかく当日の入学試験の得点しだいで合否が決まっていく。今までよりも早く入試を意識させた学習をさせていきたいと考えている。まだ10月半ば。やっと3年の成績が出る。でも、つぎの定期試験は1か月後。それが終われば入試まで3ヶ月を切っている。
この時間感覚を早く中3生にわかって欲しい。次回の模試は11月3日だ。