横浜中学・高等学校
横浜高校というと、世間一般的には「高校野球の強豪校」というイメージが強いと思います。今年も甲子園に出場していますし、春3回、夏2回、計5回の全国制覇はとんでもない記録だと思います。
そんな横浜高校ですが、中・高一貫コースもあることは意外と知られていないのではないでしょうか。もちろん男子校です。中等教育学校ではありませんが、カリキュラムは高校からの入学者とはかぶることなく、校舎も別になっていて、しっかりとした6ヶ年教育をおこなっています。
首都圏模試の80%合格ラインがSS42~44といったところです。正直、かなり入りやすくなっています。2013年春の一貫コースの大学進学実績は、国公立大/10名、公立大/5名、早稲田/2名、青山/6名、学習院/2名、北里/11名、上智/2名、中央/9名、法政/11名、明治/6名、立教/5名、日大/14名、駒澤/8名、専修/10名などといったものです。入学時の成績を考えるとかなり頑張っているといえます。学校の6か年の指導のたまものでしょう。
このレベルの私立中学に進学をさせる意味は何でしょうか。それは、6年間を通してもう一度学習面で鍛え直してもらう、ということだと思います。このあたりの成績の男の子が公立中学に行った場合、3年後の様子はほぼ予想されてしまいます。そして、どこかいける高校に進学して・・・ いつまでたっても勉強に目覚めないまま、というのが関の山でしょう。
私立中学は「その生徒の現実を見ての指導」ができます。高校からの3年間ではやり直しはほぼムリです。少なくとも中・高6年間は必要です。早めに子供さんの状況を見きわめ、一からやり直させる覚悟があれば、横浜中学やそれと同じようなラインにある私立中学への進学はお薦めかと思います。
もちろん高校からの募集もあります。miyajukuからはちょっと遠いです。小田急で湘南台、横浜市営地下鉄で上大岡、京急で能見台といった通学になります。電車に乗っている時間が60分ほどでしょう。併願の基準は文理コースで5教科がオール3プラスちょっと。特進コースですとオール4前後、といった線です。
詳細はホームページ等で確認し、学校説明会に参加してください。
横浜高校 → http://www.yokohama-jsh.ac.jp/senior/index.html
横浜中学 → http://www.yokohama-jsh.ac.jp/junior/