被災地支援ボランティア 報告その3

今回の東北行きは「被災地支援ボランティア」ということが最大の目的です。と同時に、子どもたちに実際の被災地の「いま」を見ていろいろと感じてもらいたい、というのも目的のひとつでした。テレビの画像を通してではなく、自分の目で見たことを大事にしてもらいたかったのです。

着いてすぐに仙台の閑上(ゆりあげ)地区を訪れました。津波によって甚大な被害を受けた地域です。ただ、今はほとんどの建物は取り壊されて、がれきの処理も終わり、一面の草はらになっています。2011年に私が訪れた時の様子は ここ にあります。閑上中学にも訪れました。

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行ってみるとわかりますが、中学校のある場所は海からちょっと離れてまいす。ここまで波が来たのか、と実感できます。時計の針が津波のきた時刻で止まっています。

2日目の作業が終わった後は、塩釜の復興市場に行きました。生徒たちも海の幸を食べ、お土産をたくさん買い込んでいました。私も海鮮丼をいただきました。これで1000円でした。

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今回の最後の訪問地は、大川小学校です。大川小学校で起こった悲劇はネット上にもたくさん記事がありますが、 ここ がもっともわかりやすいと思います。たくさんの子どもたちが亡くなってしまった場所です。

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手を合わせ亡くなった方たちの冥福を祈ります。生徒たちは何を感じているのでしょうか。自分と同じ世代の子どもたちが津波によって命を奪われた場所です。

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その場所を訪れることではじめて動く感情があります。子どもたちにはその感情を大切にしてもらいたいです。それこそがリアリティのある本当の「自分の気持ち」だからです。閑上中学にも大川小学校にも、そこにはまだまだ遺族の方々の整理のつかない気持が埋もれています。外からやってきた私たちがその場所を踏み荒らしてはいけません。ただ、未来のある子どもたちには、そこを訪れ、そこで何かを感じてほしいです。その気持ちを未来につなげていってほしいです。

3回にわたった今回のボランティアについての報告はこれで終わります。2013年の夏。暑かった思い出とともに、子どもたちの心には大きな足跡を残したはずの支援活動になりました。いろいろとお気づかいいただいた方々に心から感謝をいたします。そして、miyajukuの生徒たちを私は心から誇りに感じた数日でした。

明日から家族とともに東北をめぐります。