高校入試を意識した学習を

夏講習の2タームがスタートです。

高3生にとってはあたりまえのことですが、この夏休みに学校の学習の予復習などはまったくしていません。あくまでも目標は来春入試ですから、それぞれの目標に合わせて学習を進めていきます。小6受験生もこれはあたりまえ。彼ら、彼女らが学習している内容は、小学校で学習している内容とは全く離れています。こちらも来春入試に合わせての学習です。

難しいのは中3生です。いや、中2,中1生も同じことです。高校入試には学校成績がかかわってきます。これが中学入試、大学入試と全く違うところです。高校入試を成功させるには学校成績をある程度意識した学習をしなければなりません。かといって、この夏休みの学習をそれにしぼってしまうと、来春入試に対していろいろな意味で対応が出来なくなってしまいます。

たとえば進度の面です。多くの中学校で数学は2次方程式のあたりで7月の学習が終わっています。単元としては「二乗に比例する関数」「相似な図形」「三平方の定理」「確率」とたくさんの学習が残っています。9月の半ばまでは定期試験で学校の授業が進みません。次の定期試験は11月の半ばです。わずか2ヶ月で進む学習は限られています。

中3の学習は11月の定期試験まででほとんど終わりです。いや、終わっていないと、2月半ばまでの入試に向かっての学習がほとんどできないままで入試をむかえることになります。たった2ヶ月半しか受験準備期間がないのです。2月の入試を成功させるには、この準備期間をどれだけ確保できるかが大切なのです。

社会も大変です。ほとんどすべての中学では7月に歴史の分野が終わったところです。9月から公民分野に入りますが、こちらも11月半ばまでの2ヶ月半で終わるはずがありません。地理や歴史の復習も入試対策には必要です。この夏で出来るだけ先に進んで、学習を終わらせる目途をつけておく必要があります。

学校の成績を意識した学習と入試対策を両立させること。これが高校入試を成功させる最も大切な要素です。中2,中1生も、学校の試験には出ないから、といった学習姿勢ではなく、入試に出題される形式であれば積極的に突っ込んだ学習をしたいです。学校の定期試験には英作文は出題されなくても、高校入試では出題されるのです。ですから、普段から英作文の問題にしっかりと取り組んでおくことが大切です。

新しい入試制度では、多くの高校が当日の入試重視になっています。