中3生の最後の休日特訓

今朝も中3の入試予想問題演習の特訓からスタートです。今日は私立校の合格発表日です。しかし、合格がわかっている発表です。手続きの書類をもらいに行くだけであればお母さんに行ってもらえば良い、ということで生徒たちは朝から授業です。今週の金曜日が本番です。私立の発表を見にいく時間で、予想問題を2教科は解くことが可能です。

夕方からは中2の授業もおこないます。学年末試験が来週にせまっています。こちらもおろそかにするわけにはいきません。中2の学校成績は高校入試に直結します。ぼんやりとしている時ではありません。気合いを入れていきます。

さて、本当に不思議なことが起こるものですね。県立高校の志願者倍率のことです。おしなべて「無風」ということです。誰かが調整しているわけでもないのに、きれいに1.0倍〜1.3倍程度になってしまいました。もちろん、県内トップ2校の湘南高校と翠嵐高校は1.86倍と2.07倍という高倍率です。翠嵐高校はかなり多くの私立第一希望者がいるので辞退者も多いでしょうが、湘南高校はそうした生徒はそれほどいません。300人が不合格になる入試になっています。すごいですね。

この2校以外にも、いわゆる上位校は高倍率になっています。ただ、それも一部で、中堅下位校は本当に「無風」となっています。「受かる可能性が高いところを志願する」という方針が徹底しているように感じられます。新制度初年度の不安もあるでしょうが、経済情勢から私立ではなく公立へ、という判断が中堅下位校を受験する生徒の家庭では強かったかと推察します。

もうひとつ。工業系などの職業系の高校の倍率が高いのも今回の志願者倍率の特長です。これも将来への不安、がなせる選択なのでしょうか。単位制、総合コース、などなど、いろんな仕組みを作ってきましたが、そうした新制度への不満もあるかもしれません。少しでも仕事につながるような選択、というのも今回の動向から読み取れそうです。

ある意味では、私立に通わせるだけの経済的余裕のある家庭は、2倍の倍率をものとみせずにトップ校に挑戦し、そうでない家庭は安全圏狙いに徹底した、といえるでしょう。なんだか「親の経済状況が子どもの学力に反映する」をそのまま示しているような志願者動向になっているようです。挑戦することも出来ない、というのは何とかならないものかなぁ、と独りごちてもしかたがないですね。