2015年の公立高校入試予想 その3
湘南高校 2013年/1.57倍 → 2014年/1.45倍 → 2015年 2.07倍 第一志望 △19% 志望者全体 △18% ・・ 第一志望者、志願者全体ともに内申も偏差値もアップしていて、偏差値は限りなく70に近づいているようです。先日、訪れて校長先生のお話をうかがってきたばかりです。 http://plaza.rakuten.co.jp/miyajuku/diary/201410230000/ 内申 : 入試 : 面接 : 特色の割合が3 : 5 : 2 : 1 という配分です。昨年はほぼ全員の面接点が100点になっていて、今年も同じように面接では差は全くつかないでしょう。特色の問題は教科横断型で対策が必要です。2次選考は 8 : 2 : 2 となり、特色の割合が増えます。横浜翠嵐高校と並ぶ神奈川県のトップ校です。毎年1.5倍前後の倍率が出て、全県から「どうしても湘南高校に入りたい」という生徒が集まってきます。今春入試では、415点~425点の間に合格者が集まっています。内申は125あたりが真ん中になるでしょう。もちろん、135という生徒もたくさんいます。内申135で入試405点の生徒が不合格で、内申119で入試415点の生徒が合格しています。特色の得点は45点~75点あたりに分布しているので、どんなに出来る生徒でも80点以上をとることはムリなようです。ということは、学力検査の得点が合否を大きく左右すると考えて良いでしょう。人生を変える学校というのはそうあるものではありません。湘南高校は間違いなくそういった学校のひとつで。「どうしても湘南高校」という強い気持ちと、自分を徹底的に追い込んだ学習ができた者だけが合格を手にできるはずです。
希望ヶ丘高校 2013年/1.21倍 → 2014年/1.22倍 → 2015年 1.57倍 第一志望 △1% 志望者全体 △7% ・・ ここも先日訪問し、校長先生の「熱い話」をうかがってきたばかりです。http://plaza.rakuten.co.jp/miyajuku/diary/201411100000/ 記事を読んでいただければおわかりでしょうが、この高校も変わろうとしています。もちろん、良い方向での変化です。もともと部活動は盛んですし、自分で動ける生徒が多いのですから、学習環境が整えば結果は出ていくはずです。間違いなくお薦めの学校です。ただ、募集定員が1クラス減です。当然難易度はアップします。内申 : 入試 : 面接 : 特色の割合が3 : 5 : 2 : 2 という配分です。面接点はほぼ60点がついているのですが、中には72点や58点という生徒もいます。多少は差がつくものになっています。特色はそれほど特徴があるものではなく、難易度も高くはありません。100点がとれるものです。昨年度は85点~90点あたりの生徒が多かったようです。内申120で入試が380点、特色75点といったところが昨年のボーダーでしょう。今年は少し上がると思っておきましょう。とにかくしっかりと学力検査の勉強をし、昨年度の全国の公立高校の入試問題の中で思考力を問う問題などをピックアップしてやることで特色対策とすれば良いでしょう。
今日はこの2校で終わります。次回は、厚木高校、海老名高校、弥栄高校の予定です。