問題文の指示を読み取れない

西の方には台風がいます。土曜日から南アルプスの塩見岳という山に登る予定だったのですが断念するしかないようです。天気はわかりませんが、3.000メートルの稜線で土砂降りの雨にあいたくありません。一年のうちに山に行けるチャンスはそれほどないのですがしかたがありません。雨が降ってもそれほど危険のない山に変更するつもりです。

夏期講習も13日目。今日の午前中は中1生と小5,6生のまとめテストです。こうしたテストをやるたびに思うのですが、問題文の指示を読もうとしない生徒があまりに多いです。たとえば選択問題があると自分ではまったく判断が出来なくなってしまいます。「○○しなさい」とていねいに指示は書かれています。読もうとしないのですね。というよりも、そこに指示が書かれているはずだ、といった感覚も持ち合わせていないのです。

カーリングママという言葉があります。子どもに待ち受ける障壁を先回りしてどんどんつみとっていくお母さんのことです。大なり小なり、今のこどもたちはそうした状況の中で育ってきています。自分で考える。自分で判断する。そんな機会が少ないのでしょう。けれども、入試問題は「情報を問題から読み取るチカラ」を試す方向に進んでいます。これは中学入試も高校入試も大学入試も同じことです。

問題文や与えられた図表から正確に情報を読み取ること。その第一歩としてこうした模試問題に対したいです。

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