夏の講習の目標 中学生
今日から夏の講習です。毎年のことですが、各学年ごとの目標です。まずは中学生。
中学生は前半を「夏期講習」と位置づけ、後半は8月分の平常授業をまとめてやる、といった考え方で進めていきます。二期制のつき中や南林中は、9月になるとすぐに前期の期末試験になります。したがって、学校の進度からはなれて実力を養成する、本来の意味での「夏期講習」は前半でしか組めません。後半は、期末試験への試験対策が中心の学習になります。
前半講習では、中1生は「数学/文章を式にあらわす反復練習。英語/be-動詞と一般動詞の区別。」を柱におきます。中2生は「数学/一次関数をしっかりと理解する。英語/不定詞と動名詞の理解。国語/古典教材の読み取り。」を中心とします。中3生は「数学/二次関数と相似な図形の理解。英語/関係代名詞、分詞の形容詞用法の理解。国語/読解問題を解く基礎力をつける。理科/生物分野と物理分野。社会/公民政治分野」を中心におき、来春入試へ向けての基礎力の養成を進めていきます。
後半授業では、理科と社会をふくめて、2学期範囲の予習と期末試験対策の学習を並行して進めていきます。とくに理科と社会については、学校の進度に合わせていると12月からの入試対策に間に合いません。この夏期講習で出来るだけ中3範囲を先取りさせていきたいと考えています。中1,中2生も前期期末試験範囲を中心に理科と社会の復習を進めていきます。
同時併行で各学年とも「天声こども語書き写し」と「ニュース作文」を利用して、文章読解、文章の書き方を指導していきます。「読み」「書く」というどの教科にもつながる土台部分の強化も夏の講習の大きな目標におきます。