高3生がまずい

高3生が先月受験したセンター模試が戻ってきた。

ひとりひとりと話をしながら返却するが、想像以上に厳しい結果になっている。根本的に考え直さないと来春の入試はとんでもない結果になってしまう。彼ら、彼女らもあまかったが、私も危機意識が足りなかった。もっともっと踏み込んで指導をしていかねばならない。

本人たちが危機感をもってくれないことにははじまらない。それなりにやってるよ、と言いたいだろうが、それなりは、それなりの結果しか生まない。もう一度、自分の目標設定からやり直し、日々の生活を洗い直し、リスタートをきってもらわないとだめだ。

大学入試は高校入試と違って、よーいどんの一斉スタートではない。高校入試であれば最終的に受験する問題は同じだ。が、大学入試は難易度も中身もすべて違ってくる。ひとりひとりの立ち位置も、ゴールの位置もまったく違う。ある意味では自分とのたたかいになる。

うん、これ以上何を言ってもグチになるだけだ。あとはやってもらうだけだ。とにかくやるだけだ。センターまでならあと220日ほどしかない。私の仕事は危機感を植え付けることだ。どこまで危機意識を持ってもらえるか。それが私の手腕だ。

大学入試は弱い自分とどれだけ向き合い、それをどう克服していくかがすべてだ。一所懸命になればなるだけ、弱い自分がオモテに出てくる。そこからが本当の闘いになる。

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