時事問題

中学生の社会科の定期試験では必ずと言って良いほど「時事問題」という出題がある。

確かに今の時代に興味、関心を持たせることは大切だろう。ただ、ちょっと待って欲しい。ふだんの授業の中でどのように時事問題を扱っているのだろうか。生徒たちに聞いてみると、時事問題についての授業はほとんど受けたことはないという。

定期試験というのは、ふだんの教室での学習のチェックだと考える。ということは、教えたことが理解されているかのテストであって、教えていないことを範囲にするのは違うのではないかと思う。

しかも、このところの時事問題は解釈が難しいことばかりだ。集団的自衛権について学校の定期試験でどう出題をするのだろう。同じように「美味しんぼの問題」「大飯原発の再稼働の問題」「吉田調書の問題」。地元の「厚木基地騒音被害の横浜地裁判決」も奥が深い。

ましてや海外の出来事になると、ウクライナの問題、ベトナムと中国の南シナ海での問題、ナイジェリアでの女子生徒集団誘拐の問題、インドの政権交代・・・ などなど、ひとつの事件を説明するのに1時間では足りない出来事ばかりだ。

とりあえず、朝日の中学生ウィークリーから4月と5月のニュースをひろって生徒たちには20分程度で説明はした。背景は理解しなくともよいので言葉だけを覚えるように言った。しかたがない。集団的自衛権、という言葉だけを知ることに意味があるのかは別として、とりあえず「安部総理=集団的自衛権」といった暗記をさせるしかない。

まぁ、思想・信条に関わることは学校では出題しづらいだろうから、時事問題として出題されるのはこんなところだろうか。参考にしてみて下さい。

☆ 富岡製糸場が世界遺産登録へ前進。ユネスコが6月に勧告
☆ ブラジルでワールドカップが開催
☆ 3Dプリンターで銃を作った男が逮捕される
☆ STAP細胞を発見したとされる小保方晴子さんの論文が不正と認定される
☆ 子どもの数が33年連続で減少。少子化が進む
☆ オバマ米大統領が来日。TPP交渉の進展をはかる。
☆ 韓国の客船が沈没。修学旅行の高校生が多数犠牲になる
☆ 尖閣諸島ゆ南シナ海で中国と周辺国との対立が深まる