模試の結果を通して

中2の全県模試を返却します。神奈川県の公立高校入試問題の形式と難易度に合わせ、現時点で学習している内容から出題された模擬試験です。こんなところに注目して下さい、ということをいくつか書いておきたいと思います。

まずは、それぞれの教科の相対的な成績をチェックして下さい。偏差値でかまいません。今回の模試のように、ある程度の難易度があるテストでは、得点分布は正規分布します。SS50が中央で、SS55から上がある程度の上位者、SS45から下が厳しい成績、といったところです。

普段の学校の成績と今回の模試の結果には相関関係がないと思います。学校の成績が5でも、今回の模試の結果はSS45を下回る、なんてこともたくさんあるはずです。

いつもいっていますが、現在の学校の成績は「絶対評価」です。決まった範囲の中で、決まったことができているか、といったことで評価が定まります。それに対して、現在の県入試は、問題文から情報を読み取り、それを分析し、自分の中にある知識と照らし合わせ、さらにアウトプットする、といった複合的な思考を求められます。

ざっくりといってしまえば、真面目にコツコツと学習していれば学校の成績はついてくるのに、入試問題はかなり高いレベルでの思考訓練を積み重ねないと得点出来ないのです。目標を学校の定期試験においていては、こうした問題を解くチカラはゼッタイにつきません。

偏差値をチェックしたら、それぞれの教科の解答用紙を見て下さい。わかりやすいところでは、記述の問題がどの程度できているか、たとえば英語であれば、英作文の出来不出来をチェックしてみて下さい。偏差値が低い教科については、こうした問題がまったくできていないはずです。また、帳票のなかの、各設問の正答率と正誤もチェックしてみて下さい。正答率が7割をこえている問題を間違えていては、相対的な評価は低くなってしまいます。

みんな厳しい結果だったと思います。問題は、ここで「あー。やっぱりダメなのか」ではなく、この結果を正面から受けとめて、学習のこと、部活動のこと、1日の生活面のこと、と考え直すきっかけとすることです。ただ、今までとなにも変わらない毎日を過ごすのであれば、次回の結果もほぼ同じものになってしまいます。

悪かった成績を責めるのではなく、一緒になって考えましょう。

もちろん、私も、ひとりひとりの結果を隅々までチェックします。ここからがスタートです。