駒澤大学高等学校

今日は「駒澤大学高等学校」の塾対象説明会にうかがってきました。田園都市線の用賀駅を下りて徒歩15分ほどの場所にあります。中央林間から1本で行ける立地なのでmiyajukuからも毎年のように受験生があります。

駒澤大学高等学校

学年1,500人で1学年が12クラス編成の大規模校です。学校名の通り、駒澤大学の付属校で、基本的に駒澤大学に進学できます。最近は、駒澤大学への進学を確保して他大学を受験する生徒も少しずつ増えてきていて、今春は2割程度が他大学に進学しているようです。国公立大/4名、上智/1名、東京理科大/2名、明治/3名、青山/11名、立教/5名、中央/10名、法政/8名など。

いわゆる日東駒専とひとくくりにされるグルーブの駒澤大学です。同じグループに日本大学があります。その付属校の日大藤沢高校と比べると、駒澤大高校の方が入りやすいです。専願の基準が日大藤沢高校は5教科で23/25前後ですが、駒澤大高校の方は3教科で12/15前後です。併願の基準も、日大藤沢高校は厚木高校や川和高校などの併願校ですが、駒澤大高校は市が尾高校あたりの併願校になります。38/45前後が基準になります。

駒澤大学は文系学部が中心の大学です。曹洞宗の学校で、駒澤大高校も永平寺や総持寺での修行体験や仏教が必修科目となっています。私はそうしたいっぽん「筋」の通った学校の方が良いと思っていますが、その点はこうした学校を選択する際にきちんと考えておくべきでしょう。少なくとも学校説明会等に出席して、教育方針などをきちんと聞いておくべきです。

専願の基準は、大和西高校あたりを受験する生徒ということになります。ということは、大和西高校から駒澤大学にいけるか、という判断になるでしょう。大和西高校の進学実績は ここ をみてください。あえてコメントはしません。しかし、このレベルの県立高校に進学すると、多くの生徒がとたんに勉強しなくなるのが現実です。入学時には駒澤あたりにいけるチカラをもっていても、卒業時にはとてもそんなレベルは無理、という生徒が山ほどいるのが実際です。とにかく今時の高校生は勉強をしません。

併願としては日大藤沢よりは基準が低く、東海大相模とほぼ同じぐらいです。先ほども書きましたように、市が尾、座間、海老名の併願校となります。なお、併願優遇は書類選考で教科の入試はありません。面接と小論文になります。サッカーや吹奏楽が全国レベルです。

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