新学期からの小学生クラスの新しい取り組み
作文、といっても、思ったことを自由に書く作文ではありません。テーマのある文章を読み、そこに書いてあることを読み取り、自分の経験と照らし合わせて書く、といったものです。新制度での高校入試の記述問題は、図表から読み取れることをまとめたり、論説文の一部を要約したり、といった問題です。自分の意見を述べる、というよりも、しっかりと情報を読み取り、まとめるチカラがもとめられています。
書く力をつけるには継続が重要です。継続させるためには、軽めの課題で続けることが必要になります。そこで、毎月、決まったテーマの短めの文章を読ませ、それについて400字程度でテーマにそった文章を書かせる。それをしっかりとした添削者に添削してもらう、という流れの作文指導を考えています。と同時に、低料金であることも継続するための大事な要素になるはずで。
そこで、こんなシステムでおこなっていこうと考えています。
《作文クラス》
毎月決まったテーマの短文を読み、そのテーマに沿った作文を400字以内で書いていきます。提出された作文はしっかりと添削して返却します。添削は、誤字・脱字・表現の添削だけでなく、観点別の評価、添削者からのメッセージをそえて返却します。また、添削は、朝日新聞の元記者のかた、元小学校や中学校の国語の指導者によっておこなわれます。書くことのプロ、作文指導のプロによる添削がわずかな費用で受けられます。作文を書くのは、水曜日の16時〜17時の間に通塾すれば塾長の指導の下で書くことができます。また、自宅で書いて第4水曜日までに提出していただくことも可能です。費用は毎月900円(税別)を学期ごとにまとめてお支払い下さい。
中学生の「作文教室」をどうするか、といったところは検討中です。さらに低料金にして、全員に必修にする、ということも考えています。高校入試だけでなく、これからの時代、書くことは絶対に必要なリテラシーでもあるからです。近日中にさらに詳細をつめて塾のホームページなどでお知らせしていきたいと思っています。