入試に対して「夢」をいだいてはダメ
昨日は高3のY君がやらかしてくれました。まぁ、本人の名誉もあるので何があったか書きませんが・・・ 大学受験はとくにそうですが、この時期、出願の手続きが重なります。くれぐれも書類の不備や締め切り日の勘違いなどがないようにしましょう。今までの努力を手続き上のミスで水の泡にしてしまうことのないように。
あっ、何をやらかしてしまったのかわかってしまいましたね
同時に、受験に「奇跡」はありません。
よく生徒たちに「塾長、もっと優しい言葉をかけてくださいよ」と言われるのですが、私は「やれば出来る」「信じて挑戦すれば大丈夫」「ここまでやったんだからなんとかなる」なんて言葉は絶対に言いません。つねに冷静に、客観的に、本人が積み重ねてきた努力の様子を見た上での言葉しか生徒たちにはかけません。
入試はそんなにあまいものではないのです。実力以上の結果が出ることなどほぼありません。それどころか、実力をしっかりと発揮することすら難しいのが入試です。
入試に対して「夢」をいだいてはダメです。その段階でもう失敗は確実です。自分をみつめ、足りない部分をさがし、それをしっかりと補っていく。その作業こそが入試に向けての学習なのです。「希望的観測」なんてものをどれだけ排除できるのかがすべてです。また、確実に自分の中で積み上げたものだけが当日の自信につながり、結果に結びついていくのです。
2月1日まで秒読み段階になりました。できることをしっかりと、今までやってきたことを継続する、そんな勉強をしていきましょう。受験に「奇跡」はありませんが、しっかりと積み上げてきたものには結果はついてきます。