誰のために頑張るの?
冬期講習の初日です。
年内はここから30日まで、年が明けて3日から6日まで続きます。その後、7日〜9日は受験直前合宿となります。小6,中3、高3受験生にとっては、この2週間が最後の勝負時になります。ここで頑張れないでいつ頑張る。ここで頑張れないヤツは一生頑張れないヤツになってしまうでしょう。そのぐらい重要な2週間です。クリスマスも正月も受験生には関係ありません。
頑張るってどういうことでしょう。それは自分に克つということです。とくにこの時期は、世の中が浮かれています。なんで自分だけが苦しい思いをして勉強なんかしなければならないんだ、って気持ちになりがちです。そんな気持ちに「打ち克つ」ことこそが頑張るっていうことの意味です。
じゃあ、誰のために頑張るのか。そんなの決まっています。自分のためです。だれでもない、自分の未来のために「今」の努力があるのです。みんなは恵まれています。君たち自身の未来のために、君たちが頑張れるために、お父さん、お母さんは高い授業料を塾に払ってくれているのですから。その「恩」を忘れてはいけません。できれば、その「恩」に応えるためにも頑張って欲しいです。
受験というのは、みんなに平等に与えられたチャンスでもあります。そう考えてもみてください。頑張る機会は平等なんです。ただ、その平等に与えられたチャンスを活かせる人と活かせない人がいるだけです。大人になればわかります。大人の世界は平等ではありません。受験のように誰にでもチャンスが与えられるわけではないのが大人の社会です。だからこそ、みんなにはこの「受験」をしっかりと自分のチカラで乗り切って欲しいんです。
さて、2週間。しっかりとやっていきましょう。