小学生の学力診断テストの帳票

夏の講習の最終日に実施した「学力診断テスト」の結果が戻ってきました。今日の授業から順次生徒に返却していきます。まずは、小学生の帳票のみかたから書いていきます。中学生の帳票については明日のブログをお読み下さい。

今回のテストは、当該学年の1学期までに学習した単元の中から出題されています。また、私立中学受験をする生徒は受けていません。ただし、学校の試験とは違って、平均点が60点前後になるような難易度で問題は作られています。いわゆる「正規分布」をするような問題です。とはいっても、この段階でこうした試験を受けてくる生徒は、ある程度「出来る生徒」が多いことも事実ですので、順位等についてはそのことを頭において見ていただけるとありがたいです。

普段の学校の評価というのは「絶対評価」といって、他人と比べるのではなく、自分の中での達成度をはかる評価です。今回の試験は、同学年の集団の中で、お子さんがどの位置にいるのかを示す「相対評価」になっています。全国で5600人ほどが受験していますので、その中での順位が出ています。こうしたテストをおこなう目的のひとつは、現段階でのお子さんの「相対評価」を保護者の方に知っておいてもらいたいからです。厳しい現実かもしれませんが、すべてはそこからスタートするのですから、まずは現実を受け入れることが大事です。

高校入試は相対的なものになります。同じ高校を受験した同学年の生徒の中で、1点でも高い得点をとったものが合格します。今からそれを過度に意識する必要はありませんが、少しずつ、そうした現実に向けて学習を進めていくことが大切です。時間内で問題を解くことや、できない問題を見きわめて捨てることなど、学校の試験ではありえない(学校の試験は基本的にすべてできます)ことに、ちょっとずつでも慣れていかねばなりません。

ただ、あまり神経質になることもありません。子どもは「伸びる」ものです。そのために塾に通っていただいているのです。ここからどう「伸ばす」かを一緒に考えていく材料にしていきましょう。そうした意味で、各教科ごとの細かい結果もよく見て下さい。それぞれの設問ごとに「正答率」がでています。正答率が80パーセントをこえている問題をお子さんが間違えていたとすると、それについてはすぐにでも対処が必要だということです。逆に正答率が30パーセントの問題を間違っていたとしても、今の段階ではそれほど問題ではないということもいえます。

いずれにしても、ちょっとでも気になることがありましたら遠慮なくご相談ください。