今日と明日は保護者会が続きます。
今日は、新高1生の親子での保護者会と、新高2生、高3生の父母対象の保護者会が続きます。
新高1生は、高校入試が終わりやっとひと息。しばらくは勉強なんかいいでしょう、といった気分のこの頃です。でも、ちょっと待って下さい。中高一貫の中3生は、すでに高1の範囲をあらかた終え、とっくに大学入試へのスタートを切っているわけです。
高校入試と大学入試の大きな違いは、せいぜい神奈川県内の公立中学に通う生徒の間だけでの競争だったのが、全国区での闘いになる、ということです。高校入学は、ゴールなどでは決してなく、あくまでもスタートラインだということです。
それと、お父さん、お母さんにしっかりと伝えたいことがあります。
進路の話をしていると、よく、保護者の方がおっしゃる言葉があります。
「本人しだいですから」
これは止めましょう。もちろん、親の価値観を子に押しつけるのは絶対にダメです。でも、子どもって、世間知らずの純粋な心の持ち主です。その子どもをしっかりと導いていくのが、オトナの責務であるはずですし、親の最も大切な役目であるはずです。
お父さん、お母さんには、社会人の先輩として、お子さんに的確にアドバイスをする必要があるはずです。
たとえば、新高1生が大学受験をし、就職活動をすることになるはずの6年後。日本はどんな状況にあるのでしょうか。東京オリンピックも終わり、景気は冷め切っているかも知れません。その時、お子さんは「何を武器に社会に出て行くことができるのか」ということ。そんなことを親としてしっかりと考え、お子さんの進路への道しるべを示してあげなければいけないはずです。
今日はお話ししたいことがたくさんあります。といっても、しっかりとお伝えしたい「柱」はぐらついてはいけません。集中してお話の段取りを考えます。