うちの塾の強み
昨晩の高1数学の授業。K君が「有効数字」がよくわからない、とのこと。I先生が授業後に「有効数字」について1時間近くにわたってレクチャー。もやもやしていたものがすっきりとしたようなK君。
K君 : 学校の先生よりずっとわかりやすいです。
I先生 : いやいや、オレも有効数字についてはもやもやしていたことがあって、だいぶ勉強したんだよ。その経験があるから、わからないっていう君の気持ちが良くわかるんだ。
K君 : そうなんですか。
I先生 : 何がもやもやしているのかある程度理解しているから、わかりやすいって思うんだな。きっと。
自分が悩んだり、苦しんだりした経験があってこそ、相手の「わからない」って気持ちがわかる。原点ですねぇ。あらためて「当たり前すぎる」ことに気づかされました。
と同時に、悩まなきゃダメなんです。何でもかんでも、簡単に教わってちゃダメなんです。自分で解決していくことが絶対に必要なんだってこと。それなくしてしっかりとした理解はありえない。
考えるクセ。
できる子はそれが身についていて、できない子はそれがない。教えるってことは、こどもたちに「考えさせる」時間を持たせること。その方法を考えなければいけない。それが教師の力量。
個別指導の学生講師には絶対に真似のできない、そんな「学びの時間」を提供できること。それがmiyajukuの強みでなければいけない。
明日は、私にとっては2ヶ月ぶりの日曜日。でも、明後日の合格発表が気になって「もやもや」した気持ちです(^^;)