9月病と保護者の方へのお願い

夏休み明けの9月は難しい時です。夏休み中にくずれた生活習慣から、朝起きて学校に行って、部活をして、帰宅して塾に向かって・・・といった7月までの日常を取りもどすのに苦労する子がどうしてもいます。しかも、夏の疲れも出てくる時期とも重なり、季節の変わり目で体調にも変化が生じる時です。

7月までできていたことが、9月になってできなくなってしまう。そうした症状は明らかに9月病でしょう。せっかく築いたはずの「学習習慣」や「勉強へのモチベーション」などがリセットされてしまい、振り出しに戻るどころか、マイナスにふれてしまうこともあります。

さて、こうなった時にどうすれば良いのでしょうか。

絶対にややってはいけないのは「しかってしまう」ことです。声をあらげてしかっても何も改善しないどころか、子どもを自分の殻に追いやってしまうだけです。こうした時は、コンコンと「説く」しかないんです。とにかく正論で押していくんです。なんで勉強しなければならないのか、どうして決められたことを守らなければいけないのか・・・ ひたすらに話しかけていきます。

それと、1日の生活の見直しも必要です。7月までの就寝時間が夏休み中に遅くなっていませんか? 朝の起床時刻はどうでしょう。家の手伝いの役割分担なんかも適当になっていませんか? そんな細かいことをひとつひとつチェックすることも大切です。

怒らない、ということは、甘やかす、ということと同義ではありません。基本的に親は子に対して厳しくあるべきです。とくに「やらなくてはいけないこと」をやっらない時は、しっかりと向き合うことをしなければなれません。ただ、そこで、怒るのではなく、コンコンと説きましょう、ということです。

わたしの塾での指導の基本方針も同じです。

「やらなければいけないよ」と言ったことが守られない場合は厳しく対処します。もちろん、怒るのではなく、きっちりと説き続けます。宿題をしなければいけないこと、忘れものをしてはいけないこと、途中式を書かねばならないこと、漢字の練習のしかた・・・・ 9月はいつも以上にうるさく言っています。ここが大事な時期だからです。

ただ、親子ではないので、子どもが「もうあの塾はいや」「めんどくさいことばかり言う」となった場合はどうしようもありません。基本的に保護者の方を信頼し、塾に戻してくれることを前提に「厳しく」子どもに対しています。

よろしくお願いいたします。