やっぱり授業は良いものです(^^)
今日の午前中は私立中受験小5クラスの社会と理科の授業。社会は「日本の畑作」で理科は「流れる水のはたらき」でした。社会の授業では、わたしの自宅前で昨日撮った写真が導入になりました。
これは、先生の家の前で撮った写真だよ。
キャベツだ。先生の家の前って畑なの?
そうだよ。先生は藤沢市に住んでいるんだけど、畑がいっぱいあるんだ。今の時期は、キャベツやトマトの栽培が盛んだね。こうした農業を「近郊農業」っていうんだけど、どんなところが特長なんだろう。
そこから、東京の市場に月ごとに入荷してくるキャベツの出荷地のグラフを確認しながら、促成栽培や抑制栽培について学習を進めていきます。季節によってどこの産地から入荷が多いのか、そして、そこではどんな方法で栽培をしているのか、などと調べていきます。さらに、日本の農業がかかえている問題点。食糧を輸入だけにたよっているとどんな問題が生じるのか、などと話しは白熱していきます。
うちのママが中国産の野菜をつかわない理由がわかった。なんて、言葉が子どもから出てくる頃には、子どもたちも十分に頭をつかったことになっていきます。脳が汗をかいた状態になっているはずです。
やっぱり授業って楽しいですよね。個別指導全盛の時代ですが、子どもの本当の学力の成長は、こうして「教える側」と「教わる側」が、様々にやりとりをして進めていく学習の中でこそだと思います。なにしろ、子どもたちも「楽しく」学べるはずですから。
わたしはどこまでもこうしたスタイルにこだわっていきいと思っています。