来春の高校入試日程
5月1日に「平成30年度神奈川県公立校校入試」の日程が発表になっています。
http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f160600/p1045588.html
[募集期間] 1月29日(月曜日)から31日(水曜日)まで
[志願変更期間]2月5日(月曜日)から7日(水曜日)まで
[学力検査等の期日] 2月14日(水曜日)
[面接及び特色検査の期日] 2月14日(水曜日)、15日(木曜日)及び16日(金曜日)
[追検査の期日] 2月20日(火曜日)
[合格者の発表]2月27日(火曜日)
注目の変更点は、追試験という日程が加わったことです。これは、インフルエンザ等で学力検査を受検できなかった生徒のためだと思われます。
ただ、公平性を保った形での受検になるのかどうか、ちょっと疑問です。たとえば、数学の問4が「確率」の問題なのか、「統計」の問題なのか、14日の本試験を先に知ればある程度はわかってしまうわけです。全体的な難易度というか、出題の雰囲気も前もって知ることが出来てしまいます。
それと、平均点が同じになるような難易度の問題を2つ作ることが可能なのかも疑問です。今年の出題にしても、国語と理科との間には26点もの平均点の差があるのです。2回の試験での平均点の差などで得点調整をするのか、など、など・・・ これから制度的なことに注目をしていかねばなりません。
インフルエンザ等でチカラを発揮しきれない生徒にとっては朗報ですし、誰もがそうなる可能性があるので、受験生はある意味では保険をかけてもらったような気持ちにはなれるでしょう。その意味ではとても良いことです。
いずれにしても、採点済みの答案の返却や追試験日程の追加など、神奈川県の頑張りにはとりあえず拍手です。子どもたち目線での入試改革は大歓迎です。