面談週間

今週は、面談週間ということで、ご希望の保護者の方と面談を続けています。そんな中の新中1の保護者の方との会話です。

保護者 中学生になって、小学生と違って勉強も難しくなって・・・
わたし そんなことありませんよ。学校の勉強は全然難しくありません。
保護者 成績も数字でつくようになって厳しくなって・・・
わたし それも違います。今は絶対評価なので、テストの1点で評価が動いたり、という成績の付き方ではありません。

保護者の方は、ご自分が中学生だった時の経験でお話をされます。あの頃は、ア・テストなんてものもあって、評価も10が△△%、9が△△%と、相対的に評価がついていました。定期テストも難しく、平均点が60点ぐらいにくるものでした。定期試験が「差をつけるためのもの」だったのです。

今は違います。定期試験は、学んだ内容がきちんと理解されているかを試すもの、という位置づけです。現実に、定期試験の得点分布は極端に満点の方に偏ります。こうした試験で、中央値や平均点などを出す意味はありません。あくまでも「きちんとわかっているか」を試すためのもの。得点さえつけなくてよいものかと思います。差をつけるためのものではない、相対的な評価をするためのものではない、ということです。

多くの塾では定期試験の過去問を生徒にやらせます。以前であれば、先生ごとに「特徴のある問題」の出題があったりしたものですが、今は、学習した範囲できちんと理解しておかねばならないことが出題されるわけです。過去問をやるよりも、テストの学習範囲の中で学んでおかねばならないことを、しっかりと学習することの方が大切なんです。

ご丁寧に、おっきな塾などは、移動した先生の過去問を教室で共有したりするようです。確かに、保護者にとっても生徒にとっても、おっ、あの先生が作った問題なんだ、といったインパクトはあるでしょう。でも、それだけのことではないでしょうか。そんなことをして多少の得点を上げたところで、今の高校入試制度では、当日の入試で得点をとれなければどうにもならないのです。

大事なことは、原則的に学習し、しっかりとチカラをつけること。定期試験も自分が学力をつけるためのきっかけなわけで、そのテストで少しでも加点するためのインチキをしてもしかたがないのです。