情報の発信者として

今日の午前中は1件の学習相談からスタートでした。小5のお子さんをもつお母様です。わたしが朝日小学生新聞の読者の方に向けて書いているメルマガの記事を読んでのお問い合わせでした。ありがとうございます。

先が見えない時代です。とくに子育て世代のお母様には、自分の子どもにどのようなチカラを身につけさせれば良いか、といった不安がつねにあるかと思います。と同時に、情報がたくさんあるようでいて、その中に「なるほど」といった情報があまりに少ないというのも今の時代の特徴かと思います。

たとえば、大和市と相模原市では小中学校の雰囲気はあきらかに違います。わたしはこうした仕事をしているので、そこに通う子どもたちを比較して見ることが出来ます。だからわかるのですが、多くのお母さんは「えっ、市によって学校の雰囲気ってちがうんですか」といったことをおっしゃいます。ここでは具体的に書くことはひかえますが、そうした実例をお話しすると、確かにそうですね、とみなさんおっしゃいます。

もうひとつ、小学生をお持ちのお母様に、今の県立高校の入試問題をお見せすると一様にびっくりされます。学校の勉強をしっかりとやっていればこの問題を解けるようになりますか? という不安げな質問に、わたしは「△△△」と答えざる得ません。絶対評価の今の中学の学習と、相対評価的な出題に様変わりした入試問題とでは、そもそも土俵が違うとしか言いようがないのです。仕組みとして無理なのです。

ものすごい情報が手に入る時代です。でも、本当に有益な情報というのは、信頼出来る情報ソースからしか手に入らないのは、今も昔もかわりありません。miyajukuは、そうした「良質な情報」の発信者でありたいとつねに考えています。

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