学校の9月入学について

池上彰が「学校の9月入学について」解説する番組を見ました。先日の保護者会でも何人かの方から「9月入学ってどうなんでしょう」という質問がありました。

わたしはもともと9月入学には賛成派です。なによりも世界標準に合わせることができ、海外に留学しやすいですし、海外からの生徒や優秀な先生を迎えやすくなります。昨年末に秋田の国際教養大を訪ねてきましたが、あの雰囲気は忘れられません。これからの子どもたちはああした空気を吸いながら勉強すべきです。 https://miyajuku.com/20191210-秋田教養大学/ 偏差値70ですが(^^)

ただ、このコロナ禍の中で9月入学の話しをするのはずるいです。おとなの事情がすぎます。子どもたちになにもしてあげられないから学校を9月スタートに変える、というのはどうなんでしょう。まず、やるべきことをやり、できることをやってからの議論かと思います。

たとえば、一斉に生徒を集めて、一斉に授業をするスタイル。もうそんな時代じゃないでしょ。文科省の新しい指導要領でも従来型のそうした一斉スタイルの学習ではない学習法が推奨されています。ここでそうした学習スタイルに大転換すれば良いのです。それは子どもたちのためにもなります。

文化祭や体育祭などま学校の行事や部活動などはみんな一緒にやって良いでしょう。でも、学習については、ここで“個”に注力したスタイルに大転換する、で良いのではないでしょうか。たとえば、クラスで一斉に時間通りの授業を受けるスタイルではなく、個々にカリキュラムが作られて能力別に進度も違う学びのスタイルです。であれば、このあと第2波、第3波のコロナ禍がやってきたとしても乗り切れます。

また、遅れている学校のICT化にも徹底的に取り組むべきです。お金を投入すべきです。それは子どもたちがオトナになった後にも必要なリテラシーになります。様々なことを電子化していくことに議論はあるでしょう。でも、時代は確実にその方向に進んでいくわけです。子どもたちには身近な勉強の中でそうしたことに慣れていくことができます。

このあと5Gの時代がゃってきます。VRも普通になるでしょう。今やっているZOOMの授業は5Gの後では、先生がリアルに目の前にいるかのような臨場感の中でおこなえるようになるのでしょう。リアルに授業をすることに拘泥することはありません。

そして、一番大事なことは、保護者の方や子どもたち自身が「どうなるんだろう」とあれこれと考えをめぐらさないことです。学校は6月から再開され、8月までの間に1学期分の学習を終え、9月からは昨年までと同じように通常に戻る。そう信じてやっていきましょう。そうならなかった時は、その時に一所懸命に考えて対処するで良いんです。