小学生の国語授業での「要約」

小学生の国語の授業では月ごとに課題図書をもうけて要約をさせている。課題図書は「小説」と「説明的文章」を交互に指定している。

今月は「家族シアター/辻村深月著 https://amzn.to/3m8ujEI

7つの短編が集まった1冊

個人的に好きなのは「タマシイム・マシン」。「タイムマシン」ではなくて「タマシイムマシン」。子どもだけでなく大人にも読んでもらいたい。短いお話なので10分もかからずに読み終えられるはず。このお話しひとつで1日を「ほんわか」過ごせるはず。

「わたしのディアマンテ」は、小学生に読ませるにはちょっと衝撃が大きすぎる作品。でも、高校生以上にはぜひ読んでもらいたい。とくに、娘を持つお母さん。この頃、思春期の女の子とどう接すれば良いか困っている方には「なるほど」の一作。

さて

要約はしっかりとストーリーを読みとれないとできない。しっかり、というのは、自分なりに作品と向き合ってはじめて可能になる。いつ、どこで、だれが・・・では決してない。全体の流れの中でどこに注目し、どこに作品の「骨」を見つけるかが大切になる。

全体を俯瞰してこその「要約」。ここがなかなか難しい。小さな視点だけでは「要約」はうまく書けない。今日も「タイムカプセルの8年」が宿題だったのだが「8年」という題名にこめられた作品の流れを要約の柱にできた生徒はいなかった。もういちど、そこに注目して要約の書き直しを全員に指示した。

要約の力は読解のチカラでもあり、すべての教科に関わってくる。しっかりと取り組ませたい。