あと7点届かなかったという悔しさをバネに

昨日は神奈川大学の給費試験の合格発表日でした。miyajukuからは5人の生徒が挑戦しました。ここ数年の首都圏私大の定員厳格化で神奈川大のような中堅大学の難易度がアップしています。

首都圏私大の定員厳格化というのは、国が地方の活性化ということで、首都圏の私大に生徒が集中しないようにしている施策です。従来は定員に対してかなり入学者数がオーバーしても何もいっていなかったのが、最近は定員をオーバーして入学者があると国からの補助金をカットするようになったのです。

ということで、首都圏各私大は定員を厳格に守るようになっています。

  • 早慶上理 2016年/4.7倍 → 2017年/5.1倍 → 2018年/5.6倍
  • MARCH 2016年/4.7倍 → 2017年/5.4倍 → 2018年/6.5倍
  • 日東駒専 2016年/3.5倍 → 2017年/4.1倍 → 2018年/4.7倍

その結果、上記のように倍率はどんどん上がっています。とくに中堅下位校の大学の難化が進んでいるのが現状です。少し前までFランク(FランクとはFreeランクということで競争率が成り立たず全員が合格する)と呼ばれていた大学が消えてしまった、という記事もあります。 

https://news.yahoo.co.jp/byline/ishiwatarireiji/20191229-00156967/

来年からはセンター試験が新テストにかわるなど大きく大学入試が変わります。今年の受験生は「絶対に浪人できない」という意識を持っています。そうした意味で昨年以上に厳しい大学入試になっています。

うちの生徒たちも厳しい結果になったものもいます。ただ、あと7点だった、9点だったという生徒もいました。給費制試験は得点と合格最低点が開示されます。300点満点であと7点ということは、あと2問といったところでしょう。あの解答を書き直さなければ、といったレベルの話しです。

受験とはそうしたものです。1点で合否が分かれるのが受験です。このくやしさをバネとして、来週のセンター試験、2月の一般試験に向けて「腹をすえて」頑張るときです。結果的に「あの時のくやしさが合格へのきっかけだった」としてください。

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