親が未来を見つめていることが大切
3月12日に「ユニコムプラザさがみはら」で実施した「ロボットプログラミング」のワークショップのことを「月刊 私塾界」さんに紹介いただきました。
http://www.shijyukukai.jp/2017/04/13439
わたしは、ここ数年で子どもたちを取り巻く教育環境が大きく変わると思っています。保護者の方が当たり前のように思っていた教育の常識が変化する、ということです。
とくに大きいのが、子どもたちがオトナになってから必要とするリテラシーの変化です。今までは社会に出ると「文字」の読み書きで仕事をしてきました。それが、これからの時代は「プログラミング」の読み書き、あるいは「文字」でない何かで仕事をすることになるのかもしれません。当然、そうした新しいリテラシーを子どもたちは身につける必要があります。
英語にしてもそうですが、将来、英語やプログラミングのリテラシーを必要とするものは、子どもたち全体の何分のいくつかでしかないでしょう。多くのものはそんなものを必要としないはずです。けれども、そうしたリテラシーを持つものとそうでないものとの間には、おっきな「差」が生まれることは間違いありません。
と同時に、そうした時代の変化に親が敏感がどうかも、子どもの将来を決めてしまうと思います。学校教育に任せっきりではダメです。親がしっかりとした将来像をみすえて子どもに教育環境を与えていく。これからはそんな時代かと思います。
小学校にプログラミングの授業が導入される、あるいは英語が正課になる。だから、学習しなければならない、ではダメなんです。変化する時代です。10年先に、今の職業のうち何が残っているのかわからないほどの変化が起こっている時代です。子どもにしっかりとした「道しるべ」を示すこと。それが親の役目なのかと考えます。
2017’4’3のblogから転載